医師達の給与事情

医師達の給与事情

 


ブログで医師達の給与事情を暴露して参ります。

 


適当な情報も流れている中、一応本物の医師である私の給与明細を元に過去を遡って書いていきたいと思います。

 


医師一年目の研修医時代からフリーランス医師の現在迄の推移を記載したいです。

 

医師の収入源

医師としての給与所得は基本的には

大きく2つあります。

 


1サラリーマンとしての基本的給与や賞与。

 


2アルバイト的な単発の収入

 


主にこれになります。医師でアフィリエイト的な副業している人はかなり少ないです。

 


それは医師のアルバイトは単価がそれなりに高いためです。

医師のアルバイトについてはおいおい詳細を書きます。

 

副業としてペパーアセット、FX、不動産投資は少なからずみえるでしょう。

 

私も株式、債券、MMFなどのペパーアセットに投資しております。

私の場合は投資歴数年で株式においては2年くらいの超俄か投資家です。

 

にわかの割に8000万円を株式に投資してるクレイジー野郎です。

 

話はそれましたが今回は勤務医の給与事情がメインです。

 

開業医ですと経費と税金などのキーワードが出てきますので、単純な手取り給与では参加にならないからです。

 

 

ではでは給与公開して参ります。

10年前からの給与ですが劇的に相場は変わってないのでご参考までに。

 

臨床初期研修医

卒業して2年間はスーパーローテーションと言って内科、外科、麻酔科、などなどをぐるぐる回って勉強致します。

 

その時の月収は

基本給額面40万円くらい

ボーナスのべ60万円くらい

 

後は当直代です。

 

因みに初期臨床研修医はバイト禁止なので基本+当直代です。

 

因みに

当直医(とうちょくい)とは、病院や診療所において、通常の診療時間外(主として夜間や休祝日等)に勤務する医師のことである。

当直医のうち、夜間勤務する者を「宿直医」、休祝日等の日中に勤務する者を「日直医」と呼び分けることもある。日本の労働基準法では当直医の業務を「宿日直業務」としているが、多くの実態はその定義に合致せず、事実上の同法違反状態が放置されることとなっている。

本項では、日本における当直医について解説する。

 

夜間・休日の医師の勤務形態としては、交代制勤務や、昼間に勤務した医師が夜まで残って当直業務を行う勤務形態が考えられる。医療関係者によると、入院施設を持つ病院の中で医師の交代制を敷く病院の数は少なく、多くの病院では日勤勤務医師が当直を行い、次の日勤勤務までを継続して行うという勤務形態が常態化している。 日勤で勤務し、そのまま夜間の当直勤務(ほぼ不眠)を行い、その翌日も普段どおりの勤務を行い(昼で終了できる場合もあるが多くはそのまま夕方以降まで)、さらにその日の夜に患者の容態が悪化すればまた病院へ出向く必要がある日もある。病院を利用する一般の人間がこの事情をどこまで理解しているのかは定かではない。

 

という奴隷制度です。

 

つまり朝起きて出勤、そのまま夜勤翌朝は不眠のまま夜遅くまで勤務。

 

36時間連続勤務という事です。

 

現在働き方改革とかアホな事言っておりますが、そんなことしたら日本の救急医療は崩壊します。

 

患者さんのコンビニ受診もあるのでもうどうしようもないですね。

 

話が逸れましたが当直代は医師の年次などで変わってきます。

研修医の場合病院にもよりますが

 

一回5000〜15000円てとこでしょうか。

夕方6時から翌朝8時とすると14時間ですから

時給357〜1070円くらいですね。

 

私自身は8000円でした。

 

 

その当直が月に3〜12回程あります。

これも病院によります。

 

また、当時は研修医は時間外手当も貰えませんでした。

勿論残業は月に50〜110時間くらいはしてましたね。

 

そんなこんなで

研修医一年目の年収は

 

650万くらいだったと思います。

 

これは務める病院で前後します。

 

大学病院はより薄給です。

 

1世代前の給与はもっともっと低い代わりに、アルバイトが可能でした。

 

KO大学病院の月収は50,000円です。

今は違うと思いますが。

 

親がお金持ちなので仕送りで生活してたりしますね。

 

研修医2年目ですと何だかんだ

年収は700万くらいになった気がします。

 

3年目の時は900万くらい。

この時は当直も月4回くらいで、当直代も一回3〜4万となりました。

 

記憶が曖昧ですがそこからは劇的な昇給は無いですが5年目に年収1000万に辿り着きました。

 

20代で年収1000万なら世間から見れば良い方でしょうか?

 

時給換算して割に合うかはわかりませんが…

 

このへんは議論すると揉めるでしょうな^_^

 

当時雑誌に

独千男

サラリーマンの平均年収は2010年度推計で430万円(男性だけに限定すると533万円)という中で、年収1000万円以上の割合は4.9%と、ごく少数(年収ラボ調べ)だ。そんな彼らを“独千男(どくせんおとこ)”と名づけた。

 

とか言うアホな記事がありました。

年収1000万なんて、批判覚悟にもう上げれば本当に対したことありません。

 

ゆくゆく述べたいと思いますが日本の税制では労働者としての給与は搾取しかされないからです。

 

社会保険料所得税、住民税など引かれれば知らぬ間に手取りは対したことないです。

 

まあそんなこんなで年収1000万でしばらく続きます。

国公立系の病院ですと給与はもう少し安いとこもありますし、私立でもっと高いとこはあります。

 

日本ではアメリカのように優秀な心臓外科医だからと一億取ることは難しいです。

 

どこの診療科でもだいたい年功序列で似たような給与です。

 

例えば天下のがんセンターの部長クラスでも1500万円位ですね。

 

 

その後、私に1つの転機が来ました。

それまでアルバイトはしてなかったのですが、病院の命令で老人施設に休みの日に半日行くことになりました。

 

そこでバイド代が増えたので年収アップです。

 

半日で60,000円のアルバイトでした。

 

これを月4回なので288万円の年収アップです。

これは当時は最高にハッピーでした。

 

独身でしたし休みが減っても困りませんでした。この時税金が差っ引かれてるのを全然意識していませんでした。

 

病院と連結してたので、源泉徴収してもらえたので確定申告しなくて良かったのです。

 

だいたい8年目の年収は1500万まで行きましたね。

 

 

あと、医師の副業を言い忘れてました。

 

製薬会社からの依頼で講演すると講演料が入ります。

こちらは詳細は別の時に書きたいと思います。

 

8年目は病院の人が減り当直が増え、上記の講演も多かったので1800万と上がりました。

 

そこからはヘッドハンティングで給与の高い病院に引き抜かれ9年目で2000万を突破しました。

 

 

 

投資信託を初めて買ったのは5年目から、まともに株を始めたのは9年目からです。

株の話はまた別で。

 

10年目からはフリーランス医師となりました。

これはややこしいので次回のブログに載せます。

 

これが医師達の給与事情その一です。

 

 

ここで、話が飛びますが

 

私が投資を勉強するようになったのは、ロバート・キヨサキ著の「金持ち父さんシリーズ」の本に出会ったことがきっかけの一つです。

そして、4つのクワドラントは「金持ち父さんのキャッシュフロー・クワドラント」と言う本の中で詳しく書かれています。

職業には4つのタイプに分けることができ、その4つのタイプを4つのクワドラントと言います。

4つのクワドラントそれぞれで「お金を得る方法」「どんな仕組みの中に生きているか」「どんな生き方をしているか」といった人生・お金に関わる違いがあることを紹介しています。

できれば実際に本を読んでいただくのが一番ですが、ここでは表面を軽く触れる程度にし、

「自分がどのクワドラントに所属していて、他のクワドラントとどんな違いがあるのか」

を知るきっかけになればと思います。

 

4つのクワドラントは「Eクワドラント」「Sクワドラント」「Bクワドラント」「Iクワドラント」の4つに分けられています。

それぞれ英語名の頭文字で

Eクワドラント・・・Employee(従業員・サラリーマン)
Sクワドラント・・・Self-employed(自営業)
Bクワドラント・・・Business-owner(ビジネスオーナー)
Iクワドラント・・・Investor(投資家)
となっています。

 

つまりここまでの私の給与歴は

完全なEなわけです。

 

このクワドラントに属している人は、お金(給料)を会社などからもらっている状態です。

給料・時給は一定で、10働いたとしたら、10の対価をもらうことができます。

 

そして、このクワドラントに属する人は他の誰かに代替することが可能です。

 

 

稼げる額に上限が存在するのもこのクワドラントの特徴であります。

 

私はここから脱出したいのです。

 

開業してもいつか掲載するSに行くだけです。

 

投資家のIに行くために株式投資を本格化したわけですがこれからが本番です。

 

乱文駄文にて失礼しました。