1億8千万円の借金は 良い借金??悪い借金??
早速ですが私1億8千万円の借金を背負っております。
医院開業にかかった借金です。
貸借対照表での資産は
株式8000万円
現金2000万円
医院建物関連1億~1億5000万円
ですがくどいようですが
キャッシュフローを生むものは
配当を生む株式約7000万円くらいです。
細かく配当利回りは計算していませんが3.5%~4%でしょうか。。。
不労所得は245万円から280万円でしょうか。
幸い配当金では約20%の税金なので、給与所得3000万の45%近いくそ税金より遥かにましです。ただ、パーマネントトラベラーになるにはフローはまだまだ足りません。
これではリタイアも難しいですね。
さて、借金返済ができるか分かりませんが良い借金と悪い借金とは??
良い借金;キャッシュフローを生むための借金。
不動産投資であれば、借金で購入。返済ローンより利回りの家賃が入れば
返済は入居者がしてくれる。らしい。
悪い借金;住宅ローン、クレジットカード、リボルビング払いなんてのはくそ。
まあ、個人的には不動産投資はそんなに甘くはないと考えます。
理由は色々ありますが日本ではかなり難しいのは明白でしょう。
ワンルームマンションとかタワーマンションとか話になりません。
むしろババ抜きでしょう。誰が負動産を最後に持つか。
それは良いとしてお金の本質って何??
歴史からひも解いてみましょう。
兌換紙幣と不換紙幣の違いについて。
銀行に持っていって金や銀と交換できるのが兌換紙幣。
どれができないのが不換紙幣。
定義を言うと
兌換紙幣とは、現物と交換できるという事。
例えば、昔の日本の藩札は兌換だったけど、裏付け現物を100%保有していたわけではない。
裏付け現物があっても、兌換紙幣になるとは限らない。
例えば、フランス革命期のアッシニアは国有化された教会の土地を裏付けに発行されたものだけど、アッシニアを教会の土地と交換する事ができないので不換紙幣という事になる。
日本では
「兌換紙幣」⇒「中央銀行が、発行した紙幣と同額の金または銀を常時保管して、兌換(だかん:金または銀と紙幣とを引き換えること)を保証するというものです。このように、発行者の信用で、同額の金貨や銀貨に交換することを約束した紙幣のことを兌換紙幣といいます」
「不換紙幣」⇒「管理通貨制度(国が通貨の流通量を管理調節する制度)の下で発行される、金貨との交換を保証しない紙幣です。国の信用で流通するお金であることから、信用貨幣とも呼ばれています」
日本で法律の下で「兌換紙幣」が発行されたのは明治18年です。この時は銀貨との交換を保障するものでした。そして明治32年に金貨と交換できる「兌換紙幣」が発行されました。日本で金貨または銀貨に交換できない「不換紙幣」が発行されたのは昭和17年です。しかし、昭和6年からは事実上は交換は停止されていました。
「兌換紙幣」は政府が保有している金または銀の値打ち以上の紙幣が発行できないので紙幣が沢山必要になると「兌換制度」は続けられないのです。
有名な米国では
ニクソン・ショック(ドル・ショック)で(1971年8月15日)ドル紙幣(及び主要通貨)と金との兌換停止を宣言し、ブレトン・ウッズ体制の終結と為替の変動相場制へ転換した。
不換紙幣:現物の裏付けがない、国家の信用のみで発行される紙幣。理論的に無制限に発行できる。ハイパーインフレを起こす危険性をはらむ。(ジンバブエドル事件)。
第二次世界大戦後ドイツでのパンと札束の交換も有名ですね。
何が言いたいか。
現在の通貨は金との交換書ではなく単なる借用書ということである。
米国ではリーマンショックで大量の紙幣を刷っており、米国の信用が崩れれば世界恐慌が必ず来ます。
Fractional reserve banking(部分準備銀行制度)とは何か
市中銀行が預金として受け入れた資金の一部のみを留保し、残りの部分を投融資にあてること。
預金準備率にしたがい留保された資金は、中央銀行の準備預金または現金として保有される。
要は1万しか預かってない銀行は20万円貸し出すことができる。
マイナス金利てことは銀行は貸さないと自分たちが損するし、貸すときは存在しない幻のお金を貸し出している。
これが金と交換できる兌換紙幣だと供給量に限界ががあるが、現代では無限に刷ることが理屈上可能。
難しいこと言いましたが私の借金なんてのは所詮は概念でしかない。
マネーが銀行もネットバンクで電子化しているのは、まるでゲームの中のお金と
厳密な差がなくなり始めている。
だからビビる必要なんてない。。。と自分に言い聞かせてる。。。。汗汗
それから前回のテーマの相見積もりを取ろうというのもここで生きる。
今の銀行は貸したくてしかたないのでどんだけ金利低くても貸したいんです。
なので超強気で相みつ取れば金利もかなりたたけます。
私は変動金利で0.5%を切らせました。
元金均等返済です。金利は経費になるからね。
で、良い借金??悪い借金??
金利交渉は良いのですが、医院は結局私が働いて返すので
あまり良い借金ではありません。
将来的に法人化して、医師を雇って雇われ院長に返してもらって分院とかに展開できれば良い借金に変わります。
ただ、別の記事に書きますがこれからの医師は斜陽産業です。悲しいかな。
特に保険診療は。
子供にはならせる気もないですし継承は第三者で良いと考えてます。
だれかもらってくれればですが。。。。
お金の本質の変化と借金の本質。
大金持ちの陰謀を理解できると世の中見方変わります。
これを考えるきっかけ、起業への参考になれば幸いです.